遺品整理業というお仕事(その6)トラブルについてです。
第6回となりました今回は、遺品整理のトラブルについて2回に分けて、具体的にお話したいと思います。
高額請求
少子高齢化に伴い、遺品整理の需要が高まってきております。それに乗じた悪質な業者は、見積りにない高額な追加料金を請求するケースがあります。
このような高額請求に合わないようにするためには、見積は無料か?その見積は総額なのか?キャンセル料の発生は?についてを確認しましょう!料金が安いから雑、高いから丁寧とは限りません。業者選びはあわてず選ぶことです。
不法投棄
処分費用や家電製品のリサイクル料をご依頼者から頂いているにもかかわらず、処分場で処分せず、住宅地のゴミ集積場や山の中など、正規の手順を踏まず捨ててしまう業者が存在します。
またゴミを処分するにも認可がいりますので、一般廃棄物処理・産業廃棄物処理の認可をもっているのか、または、認可をもつ会社と提携しているかを確認することで不法投棄などのトラブルに巻き込まれる事。つまりご依頼者自身が排出者責任をとる心配がなくなります。
買い取り
市場化価格より非常に安い金額で買い取りを強要したり、ウソの市場価格を示して買い取ったりという事例が増えているそうです。遺品をリサイクル品として売却して得る利益は少なくないものもあります。ですので、安く買い取ったり、ご利用者が望んでいないもモノまで買い取りを強要することがあります。執拗な買い取りには要注意です。
今回は、安易で悪質なトラブルポイントを挙げましたが、次回は更に悪質な遺族・故人の弱みに付け込んだトラブルについてお話します。