ブログ更新です。遺品整理業というお仕事その2です。
続・当事業所は『遺品整理業』を営んでおります。
今回は『遺品整理士』についてお話します。 そんな資格が存在するのでしょうか?と思われるでしょうが、実は私も知りませんでした
遺品整理士認定協会という団体が認めた、民間資格なのです。
当然ながら、ある一定期間の勉学期間を経てから試験に合格した者なのですが、
その内容とは、お亡くなりになった方の想いを如何に汲み取るか、ご遺族・ご家族への心配りなど、その業務に入る前の心構えから始まります。
そして、具体的な作業方法や処分方法に至ります。さらに現金・貴金属・証券などが発見された場合の処理については、厳しい管理を勧め、必ずご遺族・ご家族の確認をとるべきと教えています。
加えて、関係法令(産業廃棄物・相続・成年後見制度・土地建物処分など)をよく理解し、正しい運用すべしといいます。当然不法投棄などもってのほかなのですから
そして、日本人としての宗教的背景を鑑みて、神棚、仏壇等の処分をご依頼頂いた場合には、しかるべき宗教にのっとった処分をするよう勧めているのです。
その『遺品整理士』を認定する目的というのは、そもそも遺品整理という業種が出来たのがこの10年くらいで、産廃業者や掃除屋さん、便利屋さん等など、雨後のタケノコのように様々な事業者を生み出しております。
そんな状況の中、契約、処分品、金額等のトラブルが続出したため、ご依頼者保護と業界の信頼のため、『遺品整理士』資格を与えるようになりました。
このような背景から、遺品整理業者をお選びになる一つの基準は『遺品整理士』資格を持っているかどうかが第1歩となります。
次回は、直面したその時にどうやって遺品・生前整理業者を探すのか?また、その金額は?についてお話し致します。